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目にとまったトピックス~パブリッシング~

WOZはメディア制作・運営に関わらせていただくこともあります。メディアの世界はまさに変化のまっただ中にあり、日々多くの意見や情報が発信されています。ここではWOZメンバーの目にとまった記事をご紹介します。

プラットフォームに依存するメディア

メディアとプラットフォームの離れられない関係。ユーザーは誰のものか? | 新聞紙学的

分散型メディアに代表されるように、デジタルパブリッシャーにとってソーシャルメディアはコンテンツの配信に欠かせないものになっています。また各種ソーシャルメディアにとってもデジタルパブリッシャーの配信するコンテンツはプラットフォームのエンゲージメントに大きく貢献しています。両者はひとつの生態系を共有する共存関係にありますが、一方でフィルターバブル、あまりにも巨大になったfacebookの存在、次々と現れる新たなプラットフォームへの対応とその疲弊など心配事は尽きません。このブログ記事では6月21日にコロンビア大学ジャーナリズムスクールで開催されたイベント「分散環境におけるデジタルジャーナリズム」を紹介し、デジタルパブリッシャーたちが現状をどのように認識しているのか紹介しています。
BuzzFeed、CNN、NYTの「勝ち組スパイラル」を検証:なぜ大手プラットフォームから寵愛されるのか? | DAGIDAY もあわせてどうぞ。

消費者は誰のものでもない。メディア業界が(消費者を)”所有”していると思っているなら、それは我々が思い上がっていること、そしてサービスに失敗していることの証しだ。

Mediumのパブリケーションをコンデナストが買収

スティーブン・レヴィがコンデナストに復帰 | EBook2.0 Magazine

米コンデナストが、ブログプラットフォームMedium上で発行されているテックとビジネスを扱うパブリケーション「Backchannel」を買収したというニュース。「Backchannel」を立ち上げたスティーブン・レヴィは『グーグル ネット覇者の真実』や『hackers』といった著書で知られるジャーナリストで、WIREDでライターを務めていた経験もあります。氏はWired Media Groupに移り引き続き「Backchannel」の運営に携わるとのこと。

VICE Japanの内側

VICE Japan代表&編集長インタビュー バンドマンからメディアの運営になった2人の苦悩と展望 | KAI-YOU

「VICE Media Japan」を発足させたお二人の貴重なインタビュー。2012年のローンチ以来、オリジナルコンテンツで徐々に存在感を増してきている。最近ではサイバーエージェント「AbemaTV」と提携も発表されています。 「ヤバい」なんて、言わないで──佐藤ビンゴ | WIRED もあわせて。

──では、お2人の中で、コンテンツをつくる上でのルールはありますか?

川口 ふざけてもいい。けど、下劣なことはやりたくないですね。昨日もある企画で、ふざけたことに加えて下劣なことを乗っけてきたんです。それは便所でインタビューとかだったんですが、そういうのは止めてよと。

佐藤 個人的には、対象(読者)に対して何か(役に立つこと)をアウトプットするようにしたいなという気持ちはあります。「何となくヤベー」というのは嫌だな。

川口 便所で言えば、マルセル・デュシャン(美術家)くらい意味があれば俺はOKしたんだけど、「VICEだからこんな感じだよね」というのは勘弁してほしい。

あとは、俺たちジジイの戯言ですが、最近の奴らはWebで情報を集めるんですよね。でも、Webにあるってことは、誰かがやってるネタだから。そうじゃなくて、いろんな人に会ったそのコネクションの中から出てくるコンテンツの方が面白いじゃないですか。

佐藤 この間、海外VICEの人間と話していて、「事前にめっちゃ話し合って、とか、予算をかけて、という前に、まずはその場所に出向いたりその人に会って、そこで生まれるものを中心にしてきている」と言っていましたね。

紙の本を信じた男性が立ち上げた出版社「エピローグ」

「紙の本は死なない」と信じた男がYouTubeを辞めて立ち上げた、1人出版社 | WIRED

元YouTubeのクリス・ローリツェンがひとりで立ち上げた出版社「エピローグ」。最初の出版物はエドウィン・A・アボットの『フラットランド 多次元の冒険』復刻版だそうです。パブリッシャーたちがデジタルに移行している今だからこそ、紙というメディアを客観的に捉え、その役割を明確にできるようになったのではないでしょうか。それにしても美しい本ですね。

確かに印刷物は少なくなった。しかし、語られてもしょうがないような話題はかつてないほど多くなっている。『印刷』を選択するかどうかという判断は、それが議論を交わす価値があるかないかを分類するようなものだ。印刷は、ある種の品質フィルターになりつつある

電子書籍

Kindleニュースサイト きんどうが語る出版の未来 「電子書籍は大きな市場にならない」 | KAI-YOU

電子書籍に関する情報を毎日配信する「きんどう」を運営するきんどうさんのインタビュー。電子書籍サービス、いっぱいあるんですね。KAI-YOUさんのコメントにあるように電子書籍の情報はキャッチにしくいと感じることがあるのですが、自分の場合音楽はそうではない。それはただ単に自分が閉じこもっているだけとか、コンテンツの触れ方が全く違う(YouTubeやSoundCloudのような無料プラットフォームの存在)とか、いろいろあると思うので、どこかでエントリにまとめたいと思います。

結局、紙の本に一番お金を落としてくれていた読者を電子書籍が奪っていくので、いずれ、本屋・取次・出版社と物理書籍を中心としたモデルがガタガタになっていくと思うんですよ。

ただ、じゃあ電子書籍がこのまま物理を飲み込んで大きな市場になるかといえばそうでもなく。

売り上げから結構な収益をAmazonなり、他の電子書籍ストアが持っていきますからね。印刷会社・取次など、これまで出版を支えていた存在にお金がまわらなくなります。

それはいずれ、出版社にもダメージを与え、配信されるコンテンツの数やクオリティに影響がでます。結果、クリエイターが食えなくなるので物理書籍市場の縮小とともに電子書籍ビジネスはジリ貧になっていくんですよね


WOZブログでは今回のように社内で共有された記事をまとめて発信していきます。